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特例子会社勤務の自宅療養中OLが社会復帰に向けて日々を綴るブログです。

2018.4.26.

久々の更新だ。

 

3月から段階的に復職し(AM勤務)、4月に入ってから正式にフルタイムで復職した。

 

休み休みではあったが、フルタイムを1週間ちゃんといけた週も二週間あって、自分はやっと普通に戻ってきている、ああよかった、と思っていた。

ら、ぱたりと倒れてしまった。

 

予兆はあった。

朝起きて、身体がものすごくだるい。重い。眠すぎる。

会社に行きたくない。

 

普通の人ならそこでぱったりとはいかないんだろうが、私には無理だった。

 

今思えば、4月は明らかに頑張りすぎていた。

お金の目処もたたないので節約のためのあれこれ。

慣れない仕事に頑張って慣れるためのあれこれ。

 

職場の同僚や上司のありがたい気遣いを裏切りたくない、という一心。

できることが増えていって任される新しい仕事。軽いプレッシャー。

与えられた仕事は120%の力で頑張りすぎてしまう傾向。

 

「頑張りたい」という一心とは裏腹に、弱い私はそれらをうまい具合にコントロールできていなかったようだ。

 

うちの会社は3日休むと医師の診断書が必要だ。

特例子会社だからということもあるだろう。

 

会社を休んで4日目の今日、主治医に「『就労可』で診断書を出してください」と言いに行った。3日間の間、何度も主治医のもとに行こうとしたけど身体が動かず、でも今日はスケジュール的に何としても診断書を貰いに行かなくては、と思い、なんとかやっと指定の時間に病院の予約を取ったが、身体の怠さからその予約の時間にも間に合わず、病院が閉まるギリギリ、というかもう閉まった後の時間まで待ってもらってなんとかたどり着いた病院で、「とりあえず就労可を、、」と打診した。

 

主治医の見解はノーだった。

当たり前といえば当たり前だ。予約の時間にも来れず、来たと思えばすっぴんで顔色も悪く、睡眠も安定していない。

「○○さん、あなたいつも診断書もらいに来る時頑張るって言うけど、結果頑張れなかったことの方が多いの。給料の面で就労焦るのはわかるけど、ちゃんと自分の身体のこと考えてね。」

主治医に初めて少し強めに言われた。怒られた。

 

結果は薬を変えて2週間様子見。

その後産業医面談が入る。復帰できるかは産業医面談によるし、産業医の先生は主治医以上に厳しいので、どうなるかはわからない。

 

私の今の部屋は、散らかりに散らかっている。

食べた後の食器も、ペットボトルも、ゴミも、脱いだ服もごちゃごちゃになっている。

ああ、前と一緒だ、と思う。

鬱をこじらせかかっていたとき。

いつのまにか、頑張りすぎていたんだ。

 

「頑張る」の伸び代は、人によって全然違う。

何十時間残業ができて休日も仕事ができちゃうくらい頑張れる人もいれば、普通に働くことだけで頑張りすぎてしまうくらい頑張ってしまう人もいる。私は後者だ。

 

鬱持ちの成宮アイコちゃんという朗読詩人と私はtwitterで繋がっていて、たまーにリプライを飛ばしあって励ましあったりするのだが、アイコちゃんが何かの媒体に書いていた。

「しんどい時は、お風呂に入るのもめちゃくちゃしんどい。だから、今日はお風呂に入れただけで天才。」

 

わかる。

ベッドに這いつくばってぐったりして、お腹が空いたときにものを食べるだけ食べ、ひどい時はトイレに行きたいのに起きられなかったりするのだ。それがもう入浴なんて大変すぎるくらい大変だ。

そういうもんなのだ。

部屋のぐちゃぐちゃさを見て、とりあえず帰宅してベッドにへばりつくしかできなくなってこれをぽちぽち打っている自分に、あなたはがんばりすぎました、ちょっと休みましょう、と言いたい。

 

元々私は、課題を与えられたらめちゃくちゃ頑張ってしまう方で、だから復職したてのころも、「60%くらいの力でずっと走り続けることを目標にしよう」と思っていた。

 

気がついたら、120%で走り続けていた。

そりゃ、だめになる。

 

今度ちゃんとフルタイムに戻ったら、自分の頑張りすぎてしまう傾向によくよく気をつけて仕事をしようと思う。

(それは普通の人にとったら、取るに足らない頑張りの程度かもしれないけど、そんなこと比較しても仕方ないし、私は私なのだ。)

 

と、いうわけで。

しばし休みます。